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論文

「常陽」における冷却水系腐食対策

清水 俊二; 飛田 茂治; 飛田 剛志; 青木 新太郎*

UTNL-R-0477, p.11_1 - 11_8, 2011/08

高速実験炉「常陽」の冷却水系統は、昭和52年に運用が開始され、約35年が経過している。この間、ポンプ、ブロワ等の動的機器、熱交換機等の静的機器については、定期的な開放点検を行い、摩耗及び腐食状況を確認し、予防保全の観点から部品交換又は機器本体の更新によって維持管理してきた。冷却水配管については、高経年化における評価として肉厚調査を実施していた。本調査を通じ、屋外配管のサポート部の外部腐食と常時水に満たされていないディーゼル系の内部腐食の速度が比較的速いことがわかっていたこともあり、計画的に腐食調査を実施してきた。これまでの調査の結果、ディーゼル系冷却水系統のうち、屋外配管の外部腐食及びオーバフロー配管の内部腐食が著しいことを確認した。空調系冷却水配管は、外部腐食が見られたものの、肉厚測定から健全であることを確認した。本調査を踏まえ、外部腐食及び内部腐食の著しいディーゼル系冷却水配管を更新した。更新にあたっては、水環境での腐食に対して有効とされる亜鉛メッキ配管を採用し、屋外配管においては、外部腐食を防止するため、保温材の継ぎ目にシール材を塗布し、雨水侵入を防止する対策を行った。本稿は、冷却水系統の腐食調査及び腐食対策について報告するものである。

口頭

JRR-3ヘリウム圧縮機Vリング装置部の一部改良

石崎 勝彦; 太田 和則; 竹内 真樹; 今橋 正樹; 福島 学

no journal, , 

平成21年度の施設定期自主検査期間中にヘリウム圧縮機の分解点検を実施した後、シールオイルレベルが漏えいする事象が発生した。原因調査の結果、Vリング装置の部品の取り付け不良により内部部品が上下に微動し、それにより微小に変形した部品によりシールオイルを閉じ込める機能が損失し、シールオイルの漏えいが発生することがわかった。対策としてVリング装置の一部をよりシール性の高い部品に変更したこと及び取り付けを確実にするため部品を追加した。

口頭

HTTR高温連続運転による高温ガス炉の運転管理・保守技術開発,2; 高温ガス炉特有の設備・機器の運転管理

清水 厚志; 川本 大樹; 栃尾 大輔; 本間 史隆; 澤畑 洋明; 古澤 孝之

no journal, , 

HTTRでは、高温ガス炉の技術基盤の確立を目指し、平成22年1月から3月にかけて高温試験運転にて50日間の連続運転を実施した。高温ガス炉の運転管理においては、水素製造システムへの安定した熱供給を行うために、長期運転時のプラントの安定性,機器の信頼性を実証し、運転管理・保守技術の基盤を確立する必要がある。このため、事前に長期運転での技術的課題を抽出し、高温連続運転によりデータを取得し、評価を行った。その結果、高温機器の伝熱性能,ヘリウム漏えい管理,ヘリウム循環機等の動的機器の信頼性,遮へい体の昇温防止性能等、高温ガス炉特有の設備・機器について、長期連続運転での安定性,信頼性を実証した。本高温連続運転により高温ガス炉の運転管理・保守技術の基盤を確立した。

口頭

HTTR高温連続運転による高温ガス炉の運転管理・保守技術開発,1; 黒鉛・高温機器に対する不純物管理

濱本 真平; 島崎 洋祐; 関田 健司; 齋藤 賢司; 飯垣 和彦; 高田 昌二

no journal, , 

高温ガス炉の燃料性能,炉心の特性,ヘリウム管理管理,高温機器の性能,原子炉内部の構造物等に関するデータを取得・蓄積し、高温ガス炉の技術基盤の確立を図ること、また高温のヘリウムガスを、熱利用系の熱源として供給可能であることを示すため、原子炉出口温度約950$$^{circ}$$Cで50日間の高温連続運転を行った。本発表では、高温連続運転で得られた成果のうち、黒鉛・高温機器に対する不純物管理について、その詳細を報告する。HTTRにおける冷却材ヘリウムの純度管理の目的は、炉心黒鉛の酸化防止と、高温材料の脱炭防止の2つである。運転期間を通して、不純物濃度は黒鉛酸化を抑制するために必要な管理基準値を下回っていること、また冷却材の化学ポテンシャルは、耐熱合金の保護性に優れた浸炭性雰囲気が維持されていることを確認し、高温ガス炉におけるヘリウムガスの純度管理技術の基盤を確立した。さらに純化設備の発生量を合理的に見直す知見が得られ、純化設備容量の合理化の見通しを得るとともに、冷却材の酸素分圧,炭素活量の挙動を明らかにして、商用炉の純度管理方針等、高温ガス炉技術の高度化に資する知見を得た。

口頭

JMTRの改修と再稼働準備

今泉 友見; 堀 直彦; 楠 剛; 石原 正博

no journal, , 

第165サイクルの運転をもって一旦停止(平成18年8月)したJMTRは、その後、平成23年度から再稼働する計画で、平成19年度から4年間をかけ改修を実施してきた。原子炉機器の一部更新については、原子炉本体、原子炉冷却系統施設及び計測系統施設の更新工事を完了し、改修に関するすべての更新工事が完了した。再稼働後のさらなる利用性の向上と国際的拠点化を目指し、JMTR改修工事と並行して最先端の照射設備、照射後試験装置などの整備を進めるとともに、再稼働後のJMTRを利用した実務的な研修講座を新設するなどの原子力人材育成に関する取り組みも実施している。JMTRの改修及び再稼働に向けた準備等の現状について、平成23年8月現在までの進捗状況を報告する。

口頭

JMTR再稼働に向けた照射後試験設備の整備

米川 実; 加藤 佳明; 田口 剛俊; 相沢 静男

no journal, , 

現在、材料試験炉(以下「JMTR」という。)は、平成23年6月末頃の再稼働に向けた準備が進められており、ホットラボ施設においてもJMTR再稼働後の新たな照射後試験に対応するため平成19年度より施設及び試験設備等の整備を進めてきた。これらの整備のうち、高燃焼度(最大燃焼度:110GWd/t)燃料を使用した軽水炉燃料の健全性評価に資する照射後試験を実施できるようにするため、平成19年度から実施してきたホットラボ施設での高燃焼度燃料を取扱うためのコンクリートセルの中性子しゃへい強化整備等の概要について報告する。

口頭

「常陽」運転員教育訓練の実績と効果

皆藤 泰昭; 鈴木 伸也

no journal, , 

「常陽」の運転員は原子炉施設保安規定、及びその下部要領である運転要領に基づきまとめられた「学習カリキュラム資料(Education Curriculum Document)」により、計画的に教育訓練を行っている。今回は、運転員教育訓練の内容とその実績及び効果について報告する。プラントを安全に運転するためには運転員が高度な知識や技能を備え持つことが重要である。また、これらの真価が問われるのは異常時であり、異常の兆候や状態をあらかじめパターン化して認識しておくことで、迅速な対応へと結び付けることが可能になる。これら体系化した教育・訓練を実施することで、運転員の知識の定着化及び能力向上の場を提供することができた。異常発生後の進展予測や要因特定に至るまでのプロセスは、個々の運転員の知識,思考により大きく左右される。この思考力を強化するうえでシミュレータ訓練は有効なツールであり、シミュレータを用いた実践的な訓練を通して個々の運転員に操作経験を積ませることができた。また、異常時措置マニュアルの教育と合わせ、理解度を確認するためのツールとして用いることにより、運転員の力量の維持・向上に寄与することができた。

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